明日の君へ

別居生活の記録

2022年始まり

今年の冬は寒さが厳しい。
先日降った雪は今日殆ど解けてしまい、日当たりの悪い公園に僅かに痕跡を残すのみとなっている。

日記に書くこともなく、心も安定していると思う。

何か成し遂げないといけないというような目標はなく、一日を無事に終えることに喜びを感じている。一週間のスケジュールは固定され急に予定外のことが生じて対応に追われるようなこともない。一ヶ月単位で見れば掃除や洗濯など、自分が決めた通りに身の回りのことをこなしており、家は綺麗に保たれてる。

とりたてて欲しい物もなく、満ち足りている。

飢えも渇きもなく暑さ寒さに苦しめられることはない。

なんという幸福!
多くを望むから満たされない苦しみが生じる。

「欲張らない」
とある仏閣の境内に、参拝者が祈る場所から目につくように貼ってあった貼り紙が思い起こされる。
わたしの祈りはただ一つのみ。