明日の君へ

別居生活の記録

一年経過

家を出てこの日記を始めてから一年が経った。
考えてみれば振り返るほどの厚みのある時間ではなかった。一年が過ぎたという感慨もなく、こうやって人間は段々と歳をとり死んで行くんだろうなと感じている。

夢や希望はない。
ただ死なないから生きている。
毎日を過ごす。

そうして一日が暮れゆくと、また明日がやってくる。

目標があるとすれば地に足をつけてどっしりと生きていこうということくらいか。

♪ ピアノ協奏曲第1番 Op.11
第2楽章 Romanze, Larghetto
F. Chopin