明日の君へ

別居生活の記録

入居一年経過

今の家に借り住まいを始め一年が経った。一年前に日記で書いた内容を見返したが、自分の先読みの見立てというものが如何に甘いかということを身に染みて思い知った。
先読みというものはどれほど悲観的であったとしても本質的に希望的観測に過ぎないのだ。



話変わってコミュニティへの参入について。

既存のコミュニティに新規参入するケースとコミュニティ自体が未成熟なところから構築されるケースが考えられる。

中学生が新しいクラスで活動を始めるケースは後者だが部活動の入部では前者だろう。また転校生は前者だし、新しい店舗立ち上げのオープニングスタッフでは後者。

新規参入者がコミュニティの既存構築を揺るがすような人材である場合、一旦は排除の圧が掛かるのが通例。この圧に揺るがず、あるいはくぐり抜けることが重要だと思われる。

・本来構築を揺るがすような者でも取るに足らないような者であるよう擬態する
・コミュニティの枢軸に利害的に食い込む
・極めて時間経過的に緩徐にコミュニティに馴染む

等。

これが上手くないと最終的には排除の圧に屈することとなる。もちろん、そもそもの前提として自らの参入が既存コミュニティの構築に影響与えないのならばこうしたことを考えることもない筈ではあるが投じた石が湖面に波紋を生じるように何かしらの影響はあるものである。用心するに越したことはないし、立場換えて迎え入れる側であれば何かしらの用意もできるだろう。

4月がやって来る。