明日の君へ

別居生活の記録

今日という一日

つつがなく一日を終えて眠りにつく。

Youtubeで包丁などの刃物を再生させる動画に見入る。道具がまた使える状態になっていく様子がなんとも言えない満足感を与えてくれた。

 

自分は壊れた家庭に育っていない。

そのため壊れた家庭環境が子供の成長にどういった影響を与えるかが分からない。いい影響ではないだろう。しかし自分が家庭にいることが子供の成長にマイナスとなることが指摘された今、どちらがより大きなマイナスとなるかの比較でしかなく、今現在の状態につながっている。

 

徹底的に悪役に徹するのが良いのか。

ある程度付かず離れずの距離感を保つのが良いのか。

 

壊れかけの家庭が元に戻る道はあるのだろうか。錆びて刃こぼれした刃物が輝きを取り戻し切れ味を思い出すかのように。